ここ数か月、体調も精神状態も悪かった。ところが、昨日は、すこぶる体調がよかった。睡眠時間は短いけれども、睡眠の質が良かったからではないかと推測している。おかげで、昨日の作業は細かくて集中力がいる作業だったが、集中力が途切れることなく2.5時間作業が出来た。

　昼からは、エッセイの書下ろしと英語の勉強をした。16時くらいに眠たさを覚え、軽く横になる。18時半に約束があったので、30分ほどウトウトとしてまどろんでいた。やがて、約束の時間が来たので、準備をして出かける。

　姫路まで出かけた。いつ以来だろう。姫路に行ったのは。記憶にないくらいである。大きく様変わりした姫路を見て、僕が20歳のころに行っていた面影がない。その頃は、別れた妻の大学まで迎えに行ったものである。

　振り返ってみれば、その頃が、一番幸せな時期だったと思う。ちょうど、バブルの時期だったので、中古車が飛ぶように売れた。１日に5台も売れたことがあった。ところが、バブルの崩壊とともに、中古車は以前のような勢いで売れなくなった。日曜日には、１日１台売れるか売れないかだった。

　それから、上司との軋轢が生じ、僕は会社を去ることになった。それ以来、まるで、坂道を転がり落ちていくように、人生の歯車が狂い、今の状況となったのである。誰の責任でもない。あるとすれば、僕の責任である。

　こんな風に歳を重ねていくことに対して恐怖感を抱く。フットワーク良く、行動を起こしていきたい。だから、姫路まで出かけたのである。初対面の人と会うということは、人見知りするので、本来は苦手だ。

　そんなことを言っている場合ではない。本気で人生を変えたいのであれば、環境を変えていかなければならない。自分自身で独立した気持ちでやらなければならない。自己の確立が必要である。

　同じ間違いを犯し続けていたので、今回こそは、違った結果を出したい。初めからうまくいくとは限らない。ましてや、明日で46歳になる。今までの来し方を振り返ってみれば、自分で責任を取るということから逃げてきた。その弱さを克服しない限り、明るい未来はやっては来ないだろう。

　ちょうど、いいタイミングで新しい出会いがあったので、それにかけてみようと思っている。４月か５月あたりに、電子書籍を販売できるように下準備をしなければならない。できる限りのことをして、結果を受け止めて、そこから学び、次に活かしていきたいと考えている。これは、どのビジネスでも根幹は一緒だと思うので、地道に活動をしていく。それが、僕のやるべきことである。