https://youtu.be/9ZKSVKDvkF0

すみません、今日もミュージカル「レ・ミゼラブル」Les Miserables の話です。古い動画ですがお宝物の動画があります。アメリカのトニー賞でのパフォーマンスのようです。At The End Of The DayとOne Day Moreが連続して歌われます。2012年のレミゼ映画でも圧倒されていましたが、At The End Of The Dayの生活の窮状を歌う貧乏人の人々の力強い歌声。時代は違うけどいまだそれほど変わらない現実に生きる自分は心を奪われました。レミゼがミュージカルの中でも評価が高い理由は現実をしっかり見ているからだと思いました。こういうミュージカルの一部になれるんだったら群衆の一人でも嬉しいなあ。

そしてOne Day Moreに自然な感じで移行。これはもう、レ・ミゼラブルの歌の中で一つだけ選べと言われたらこれを選びます。革命まであと1日とそれぞれの人がそれぞれの立場で歌う壮大な歌。コルム・ウィルキンソンがジャン・バルジャン(若い！2012年レミゼ映画ではミリエル司教様役でした)、学生運動のリーダー、アンジョルラスを歌うのはマイケル・マグワイア(で正しいですか？銃を持っている人です)。マグワイアの声はちょっと高めの雷の炸裂のような歌声でいくつか聴いたアンジョルラス役の人々の声の中で一番でした。でもDo You Hear The People Sing? だったら25周年記念コンサートのラミン・カリムルーです。おっと、レミゼ話になると長くなりそうです。とにかくこの作品に触れると普遍的な何かを意識させられます。それはたしか。

そしてこれはおおいに関係あることだから韓国のソウル市の高校生たちが2013年12月28日に「レ・ミゼラブル」の民衆の歌 Do You Hear The People Sing?を歌っていることもご紹介。どうやらパク・クネ政権に抗議する集会のようです。ミュージカルと現実が重なります。

https://www.youtube.com/embed/txRSsLmVtYA

実は2012年のレミゼ映画が公開された時、映画の中に出てくる格差と貧困に苦しむ人々を見て「自分たちのことを言っているようだ」と韓国では大論争になったとネットで知りました。

そして去年、2016年パク・クネ大統領の退陣を求める大デモそして検察もちゃんと機能した！韓国の民主主義は次のステージに進みます。

日本もそろそろちゃんとしないとね！

今、国有地を格安の値段で大阪の私立の小学校に払い下げて、それにどうやら安倍晋三首相夫妻が関わっている疑惑が浮上しており、政権が吹っ飛ぶかどうかの分かれ道です日本は。メディアのトップを寿司で餌付けしてアンダーコントロールのはずでしたが。今まで悪行の限りを尽くして許されてきたからそろそろつぶれてほしいです。この問題は注視していきたいと思っています。

ということで原作のヴィクトル・ユーゴーさんありがとう、ミュージカル化してくださった方々ありがとう、俳優やその他関係者の方々ありがとう。「レ・ミゼラブル」は名作です。